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『ニョッキ』と『ニョッコ エ ティジェッレ』

ちょっとイスキア話は休憩。

先日モデナの郊外と出掛けたときのこと。ランチに行きたかったトラットリアへ到着の遅れを電話したら、『もうキッチンン閉まっちゃうんですよ』とさびしい回答。それじゃぁ、たまたま近くにあったロカンダへ滑り込み(ここでまたランチタイムを逃してしまうと、途方にくれてしまうんで)。かなり郊外で、お助けケバブもないし。。
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『まだランチ大丈夫ですか?』『ええ、大丈夫ですよ』とオーナーの老夫婦の奥さんが応対。『犬もいるんですけど。。。』『他にもお客さんもいるんで、隅のほうならいいですよ』中を覗くと熟年カップルが一組だけ。。
言われたとおり、隅へ座って、ゴンタを落ち着かせて、さてオーダー。シェフかと思ってた旦那のほうがやってきて、『メニューはないから、言うよ。プリモはミネストローネかニョッコ、セコンドはスティンコ(牛のスネ肉の柔らか煮)か猪のシチューだね。』『あ、それじゃ、猪がいいかな。プリモはニョッコで』←この時点でニョッコはこれだと想像。
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ニョッキとは茹でたジャガイモと小麦粉、タマゴを一緒にこねて茹でたもの。
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その大型ヴァージョンをどこかの雑誌で見たことがあってニョッコと名前がついてたので、それかと。。
『あ、アンティパストにピンツィモーニョはどう?フレッシュ玉ねぎも入れるよ』『それじゃぁ、それもお願いします』とにかく値段もわからないまま、その旦那さんの言うがまま信じて待つことに。周りのテーブルから情報を得ようと思っても、席もえらく遠いし。。すでに食事も終わったらしくて参考にならない。。
まず運ばれてきたのが。。。
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ピンツィモーニョ。要は生野菜のざく切りをオリーブオイル、塩、バルサミコを小鉢に合わせたものにつけながらつまむもの。
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次にいきなり 説明もなくドーンこのピアットが。。。(あ、ニョッコはこのことか。。形だけそうで、要はピアディーナの一種ってことだと、確信)
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『これをつけて食べるんですか?』『あ、そうだよ。2つに割って、ラードを塗ってパルミジャーノをトッピングして、はさんでパクッと』白いのはラード(豚の脂身を燻製にしたもの)にニンニクとローズマリーを練りこんだんだそうで。これが美味。パクパクいっちゃいました。
次に猪のシチュー。それは白ワイン、玉ねぎ、黒オリーブのシンプルな味付け。さっぱりと。
そこで『あ、ニョッコ今やってるからね、作り立てじゃないと美味しくないから。。』
『え?やっぱりニョッコはプリモできちんとあるんだ。』と最初の案に逆戻り。
つかさず旦那さんが『ハムとチーズでも適当に持ってこようか。。』『あ、そうですね。じゃぁ、お願いします』プリモが来るのに、また別のもの頼んじゃって。。と少し後悔。。
そのハム類を食べてると、『はい、出来立てだよ~ニョッコ』と運ばれたのはこの皿。。。
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ニョッコとはモデナの名物でニョッコ エ ティジェッレ gnocco e tigelleというもので、ニョッキの種類とは違うものでした。それでもおいしく頂いて、お勘定、なんと2人でたったの35ユーロ。
イタリアに住んでて、値段も分からず、言われるがまま頼んだのは初めて。よかった~良心的で042.gif
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by Jonetsu-Italia | 2013-05-25 06:44 | レストラン | Comments(0)
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