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ミラノで『モディリアーニ展』

こうなったらモストラ(展覧会)ハシゴです。
これでもかと、土日に集中した灼熱地獄。あ、そういえば、モディリアーニ展がもうすぐ終わっちゃう。行けるとしたら、この日が最後のチャンス。

。。。ということで、イタロに乗り込み、ミラノへ。ボローニャって交通至便。ホント便利です。ヴェネツィア、フィレンツェ、ミラノも全て日帰りでひょいっといけてしまいます。
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その昔、ナポレオンが住んだことがある、ミラノドーモの横にある、Palazzo Realeで開催されてました。良い企画やるんですよ。いつもミラノの Palazzo Reale...
正式には『Modigliani Soutine e gli artisti maledetti 『モディリアーニ、スーティン 狂人なアーティスト達』と題して、20世紀を代表するコレクター、Jonas Netter氏の集めた、1900年代初頭、パリで活躍した彼を取り巻くエコール ド パリの画家たちの作品を120点展示したものです。
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イタリアでは彼のコレクションは初の試みで、イタリアでも大変話題になった展覧会です。
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館内は、もちろん冷房ガンガンで涼しくて、このためだけにミラノに来たので、音声ガイドまで借り、それはもうジックリと鑑賞しましたよ。

子供の頃、モディリアーニの絵を模写したことから、その名前はずっと鮮明に覚えていて、いつか本物を観ようと思ってました。彼の作品はプライベートの収集家が持っているので
なかなか一挙に楽しむのは難しいのです。若くして病に倒れた彼の半生は、あまりにも有名ですが、周りを取り巻く画家たちのことはあまり知りませんでした。トスカーナ州のリボルノ出身です。

〈余談〉
なんと私の同僚のシルビアはモディリアーニの親戚とNYCで仕事をしたことがあって、彼女のデスクのローマのスペイン広場の写真を指差し(彼女はローマ出身)、『ここで私は生まれ育ったんだ』とか言ってたらしい。。。。『ここって?』巨額の財産を手にしたに違いないって言ってました。。。

彼の作品以外に、Soutine, Utrillo, Sizame Valadon, Kisling の作品も非常に見所がありましたよ。中でも、同じユダヤ人移民のChaim Soutinの作品は絵から何か訴えてくるものを感じたんです。叫びのような。かなりのインパクト。
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モディリアーニ作のSoutine
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レンブラントの『屠殺された牛』に影響されたという、Soutineの作品。
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こちらはレンブラントの作。
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Soutineの作品。
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わりと豊かな家に生まれた、Modiglianiとは正反対の貧しい家の生まれで苦労した、同じユダヤ人系のSoutineとの比較が非常に興味深かったですね。かなり印象に残った展覧会でした。

約3時間、かなり没頭して鑑賞。20時前にボローニャに戻ったらまだ37℃。なんと日中は43℃だったらしい。。。恐ろしい暑さ。
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by jonetsu-italia | 2013-08-07 07:30 | 美術 | Comments(0)
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