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ヴェネツィア市民病院と葡萄

以前紹介したオステリアの帰り道、偶然見つけた『ヴェネツィア市民病院』。
ゴン太を散歩させてた広場の前でほんのり内部の照明が洩れていて偶然入ったらアンティークな佇まいにびっくり。美しい外装にも魅了されます。

実際には『Scuola grande di San Marco』が本当の名前。と、いうのもヴェネツィア共和国時代、ヴェネツィアでは教会などの近くに信者が機関を設けて慈善事業などを行う建物を建設。集まった寄付金などで今でいう商工会議所のようなものを運営し、
Scuola と呼んでました。Scuolaは一般的にはイタリア語で学校のことですけど、ヴェネツィアではこういった名前のついた建造物が多く残っています。

ここは1260年に建てられたそうで、1807年ナポレオンの統治下にあった時代に市民病院として稼働し始め、当時の面影をそのまま現在に至るというわけ。

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館内撮影禁止なので、いくつかオフィシャルサイトから写真を抜粋。
入って直ぐにこの雰囲気。ずっと奥に進むとそのまま病院の通路へと繋がってます。
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古い時代からの医学書などを集めた図書室。なんと金箔を施した天井。
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時代物の医学道具を集めた博物館も併設してます。
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図書館などは開館時間が決まってて、何時でも入れるわけではないんですが、病院
中をチラッと見学できます。(病院は病院なので、節度を守りながらですけど。。。)

中庭を散歩すると、なんと葡萄の木が、大きな木に絡まってる!!
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味見したらですね、甘かったんですよ、すんごくいいお味。
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ちょうど夕日が差して建物が最も美しく見える時間帯。
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ファザードの端にあるアーチに遠近法を使ってあるのが分かりますかね?

『Scuola grande di San Marco』
Ospedale SS. Giovanni e Paolo,
Castello 6777, Venezia
Tel +39 041 5294323

近くに寄ったら是非。中庭の葡萄のチェックも忘れずに。




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by Jonetsu-Italia | 2015-10-19 20:55 | まさに歴史 | Comments(0)
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