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ブロードの秘密

ブロードは日本語で言うとスープストックですかね。

イタリアでは野菜のみを使ったもの、ビーフ、チキン、魚など。

リゾット、スープパスタに欠かせない材料となります。

特にボローニャのご当地ピアット、トリテッリーニ イン ブロードはブロードが決め手。

我が家のレシピでは
玉ねぎ、セロリ、人参、オーソブッコ(背骨付き牛肉)、ジネープロ(ジュニパーベリー)、コショウの粒、月桂樹の葉を入れます。う

そこに隠し味でパルミジャーノかペコリーノ『チーズの固い皮の部分』の欠片を入れるんです。もちろん食べる前にパルミジャーノチーズをかけますけど、ブロードにインするって感じですかね。圧力鍋で約40分、プーンとチーズとブロードの合わさったリッチな香りがするんですよ〜。

チーズの皮です。
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意外な隠し味発見。プーリアだとミニストローネにも入れるらしい。
チーズの固い部分、捨てないで、冷蔵庫にいつもストックしてます。
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by Jonetsu-Italia | 2015-02-19 06:23 | うちごはん | Comments(0)

caprioloのカツレツ

イタリアではヴァレンタインはプレゼントを贈り合ったり、食事に行ったりするのが一般的で、チョコレートを贈る習慣は特にありません。

当日は魚欠乏症で、早起きしてチェゼナーティコに魚料理を食べに行こうと思ったのに、あっさり寝坊。近場で何処かサクッとランチに行こうということで、選んだのがここ。
丘の上で車でないと行けないんですが、割と人気店らしい。

アンティパストに何を血迷ったのか、野菜のグリル。

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cervo (鹿)のカルパッチョ、カシスとブルーベリーのソース。なんとも上品な味。
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最初にアンティパストとセコンドを頼んだのに、いきなり空腹感が増して、勢い余ってプリモを一皿頼んじゃいました。
しかもこの日はfuori menù (メニュー以外)でCapriolo(ノロジカ) があるそうで、セコンドで頼んだ煮込みのソースで手打ちパスタと合わせてもらえないだろうかと、オーダー。パッパデッレが出てきました。これが美味。重そうなのに、サラっと完食。パスタの薄さが完璧。ちょっと幅が厚いだけで、満腹になりがちな手打ちパスタ。

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そして、セコンド。これまた、Capriolo。でもカツレツ。ものすごく柔らかくて美味しかったー♪ ジビエは白ワイン等でマリネしてから調理するのですが、シェフに聞いたらレモンジュースだそうで。
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こちらは煮込み。さっきのパッパデッレのメインです。
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ここで、シカの一口メモ。
Cervo は Capriolo よりも一回り大きく、Caprioloは我々が住んでる近くのアッペンニン山脈で多く見かける一般的なシカのこと。
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ドルチェにアーモンドラッテのブランマンジェ。オレンジのソース。
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こちらダニが頼んだ、チョコレ-トの何か(覚えてません!)
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店内はわずか7席ほど。
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内装は全面改装してますが、18世紀当時の床のタイルをそのまま残していて、落ち着きます。ゴン太も落ち着きモード。
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テラス席もあって、季節がよければ、一面のブドウ畑を眺めながら食事出来ます。
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値段が少し高めなので、ちょくちょくは来れませんが、なかなかいい店でした。



Ristorante Donna Laura
Via Suore, 38, 40026 Imola, Italia
+39 333 478 6557


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by Jonetsu-Italia | 2015-02-15 08:26 | レストラン | Comments(0)

セールでゲット。

ペットショップで50%オフ。
思わず、買っちゃいました。




ずっと、レンコートを探していて、犬用は高いですからねぇ。ちょっと色がミラ二スタ(ACミランファン)っぽくてインテリスタとしては、嫌ですけど。。

ご本人、すごく気に入らないみたいで、着せると固まって、一歩も動きません。
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もちろんフード付き。
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『ほんと、いや。。。』byゴン太
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普段、動物用に洋服は着せない派ですけど、やっぱりずぶぬれになると、後で乾かすのが大変なんで、仕方なく。。
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by Jonetsu-Italia | 2015-02-09 02:09 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

アンティークのアイロンと自転車

恒例の毎月開催 Medicina のアンティークメルカートに行ってきました。

ピーカンに晴れて、まさにメルカート日和。
毎回違うものが並んでいて、新しい出会いがあるのがアンティークの面白さ。

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これはこの屋台のオーナーおすすめの鉄のアイロン。ひと味違うのは、本体はストーブになっていて、上部は鍋を置いて料理も出来、小さいアイロンがぐるりと1周5つ付いてます。ひとつ使っては冷えたらまた置いて、次のものを使う仕組み。なかなか考えてますね。同じカロリーで料理も出来るのも一石二鳥。
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中には薪をくべられるようになってる仕組み。
前回はあっという間に売れたそうで、かなりのレア物だとか。
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こちら、イタリア製アンティークバイク。幻のMOTOM社のモノ。1947年ミラノで元々はテキストスタイル専門のDe Angeli-Fruaファミリーによって生まれたメーカー。残念ながら、バイクの売上げは芳しくなく、1970年には休業。希少なアンティークを探し求める愛好家が多いとのこと。
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同じオーナーの店では自転車メーカー世界最高峰、イタリア製Bianchi社のモーター付き自転車も。Bianchi社は1885年にEdoardo Bianchi氏によってミラノに創設。あの故Marco Pantani氏も愛用した自転車メーカーでも知られてます。

このモデルは自転車モーターが付いたスクータータイプ『Aquilotto da Bianchi』。1950~60年代のもの。丁寧にリカバリーしてますね。
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こちら、各バールなんかで見かける、イタリア飲料メーカ-のガジェット。時計はキッチンに合いそうです。
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この小さなアンティークフレーム屋さんはなかなかでした。写真はちょっぴり遠慮したいけど、おしゃれなフレームがたくさん。一番右のアールヌーヴォーっぽいの、欲しい感じ。
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わけのわからないぬいぐるみも売ってます。ロバのモチーフはイタリア、多いです。
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特に目的がなくても、アンティークメルカートはそぞろ歩きにぴったり。プチ博物館に行った気分。オーナーも皆気さくで熱心に説明してくれます。





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by Jonetsu-Italia | 2015-02-05 21:28 | 気になるグッズ | Comments(0)

地味なんですが

なんとなく陽の光が春めいてきた感じがします。

近所でいい匂いがプーンとするんで正体を探したら、この花の香りでした。

見た目は地味なんですけど、儚い香り。

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梅の種類だと思うんだけどね〜。

名前が見つかったらまたお知らせします。


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by Jonetsu-Italia | 2015-02-02 08:52 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

いつ見てもラオコーン。


昨年12月のローマの話の続きです。

久しぶりに行った、ヴァチカン美術館。

いつ見ても惚れ惚れする大好きな彫刻の一つがピオ・クレメンティーノ美術館にある『Laocoonte (ラオコーン)』
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バランスがいいというか、全ての箇所に活力があって、目が釘付けになる作品だと思います。時間があったらずっと見ていたい、強いオーラを感じます。躍動感にあふれてまるでそこで動いているような。
 
このラオコーン像は1506年にローマ、トライアヌス浴場跡からOppio丘陵にほど近い葡萄園で発見されました。当時の地主、Felice De Fredisが散歩中に偶然突然空いた穴に落ち(後に地下室だと判明)壁に埋まって剥き出されていた白い大理石の彫刻群を見つけたそうです。この世紀の大発見は街中に知れ渡り、そのニュースは教皇ユリウス2世にも知らされました。建築家のジュリアーノ・ダ・サンガッロ、彫刻家のミケランジェロも呼び出され、検証が行われたそうです。ラオコーン像は最終的に運搬されバチカン宮殿に運ばれ、中庭に置かれていたとのこと。

彫刻はいくつかのパーツが欠落していて、その後何年もかかって、集められ、もしくは修復されて現在の姿になったそうです。

↓点線の白枠が見つかった場所。
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ラオコーン像はそもそも紀元前20から40年くらいの間に、Rodi島出身のAthanadoros,Hagesandros, Polydorosら3人の彫刻家達によって製作され、ローマ皇帝のTitus邸に置かれていたとか(プリニウス説)。しかし、全く同じDokimeion産の大理石から造られ、奇しくも『Gruppo di Scilla』を作成した同作家。そのことから、『Grotta di Tiberio』に一緒に置かれていたのではないかという説も。

↓『Gruppo di Scilla』

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↓『Grotta di Tiberio』
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↓中の想像図。
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いずれにしてもこの作品の発見で、多くの芸術家達に多大な影響を与えたのは事実で、Antoni da Sangallo, Maderno, Sodoma, Sansovino, Federico Zuccari, El Greco, Rubens、Bernini, Carlo Maratta, Winckelmann, Lessing, Hubert Robert、等。

私の好きなローマを代表する彫刻家Berniniは『自然界を完璧にイミテーションしているもっとも優れた作品だ』と絶賛し、Santa Maria del PopoloのDaniele della Cappella Chigiを制作しています。
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↓Rubensは、ラオコーンを題材にしたスケッチを数多く残してます。
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芸術が芸術を生むというのはまさに事のことなんだなぁってつくづく思います。


ラオコーン以外にも、『ヴェルヴェデーレのトルソ像』も多くの影響を与えたと言われています。
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円形の間にはギリシャの神々の像が飾られてます。床は一面のモザイク。
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ヘラクレスの巨大なこと。
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↓この部屋の名前は忘れてしまいましたが、動物を模った像が多く置いてありました。
残念なことに中には入れません。この鹿に乗った動物が何か正面から見たかったんですけどねぇ。
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↓この大理石の浴槽は間に板がハマるような構造だと思います。
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浴槽の下には可愛らしい小細工も。
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ラオコーンは本当に美しいと思うなぁ。




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by Jonetsu-Italia | 2015-02-01 10:25 | まさに歴史 | Comments(0)