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極上伊牛バーガー

魚もいいけどお肉もね♪って楽しめるのがマレンマ地方。農業も畜産もさかんです。
伊牛(イタリア牛)の代表格といえば、キア二ーナ牛です。そのオリジナルは2000年前にさかのぼり、その巨大な体格から昔から農耕には欠かせない牛としてエトルスキ人や古代ローマ人に使われてました。味についてもその赤身肉に定評があり、イタリアではビステッカフィオレンティーナが代表的な食べ方。トスカーナ、ウンブリア州で多く飼育されています。

今回グロッセートでその牛の品評会があって、その会場内一体が農業祭りのようで、そのなかにおいしそうな匂いがする売店を発見。


マレンマ牛のハンバーグ200g + ケチャップ + マヨネーズ + トマト + レタス + BBQソース + チーズ + べーコン + 玉ねぎ→ 5ユーロ

キア二ーナ牛のハンバーグ200g + モッツァレラチーズ + ケチャップ + バジル入りマヨネーズ + トマト + レタス→ 6.5ユーロ

さすが、産地0km(産地が近いのをイタリアではこう呼びます)だけに、値段も魅力的。フツーのファーストフードのハンバーガーと同じくらいの値段ですから!!
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切り売りpizza もあるけど断然バーガーですよ。

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作り置きはしないので、ハンバーグを焼くとこから始めます。30分くらい待たされるけど、そこはグッと我慢。
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お兄ちゃんが黙々と作り続け。
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バンズだってこんがり鉄板で焦げ目をつけてるし、焼いてるバーガーにモッツァレラも載っけます。
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こちらキアニーナ牛バーガー。
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こちらマレンマ牛バーガー。
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余分な脂肪がないからこのボリュームでも割とあっさりいただけます。
それでも肉の味がしっかりしていて美味。5、6ユーロで食べれるとはラッキーでした♬

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by Jonetsu-Italia | 2015-06-26 07:50 | 気になる食材 | Comments(0)

カラヴァッジョの眠る街 ポルト・エルコレ

なんだか時間がポーンと飛んじゃいましたけど、まだマレンマ旅行の続きです。

本名 ミケランジェロ メリージ ダ カラヴァッジョ。私も好きなあまりにも有名なイタリアの画家の1人です。既にミケランジェロが名声を得ていたあの時代、同じ名前を名乗るのを嫌い、ファミリーネームのカラヴァッジョを常用してました。彼が激動の人生の幕を閉じた街が、このアルジェンタリオのもう一つの港町、ポルト エルコレ だったんです。

前回書いたレストランがあるのが、ポルトサンステファノでポルトエルコレは半島の反対側。

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もともとはエトルにア文明で開かれた港街。要塞もあり軍事としても重要なポイントだったようです。

リゾートのPorto San Stefano とは違って、落ち着いていて生活感のある港町で個人的にはこっちの方が好きかも。
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当時の面影を偲ばせる古い写真も。
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カラヴァッジョはナポリからローマに船で向かう途中、船上でマラリアに罹りこの港にたどり着き息を引き取ったそうです。その後その亡骸が不明になったのだけど、1956年に街中の道路拡張工事中、偶然にも遺骨が発見され、近年の分析の結果、本人のものと一致。2010年に没後400年を記念し、市長とカラヴァッジョ支援協会がが、お墓を作り遺骨を埋葬したというもの。

当時の遺骨研究リポートは興味深く、イタリア一般誌Corriere紙によると、

1.男性で40歳以上
2.1m70cm前後の身長
3.画家としての職業病、鉛と水銀の濃度(当時の絵の具色素には多く含まれていたといいます)カラヴァッジョは鉛中毒病であったとも言われてます。
4.出身地でのメリージオ家DNA鑑定

と、絞り込んでいったようです。

↓当時の死亡届『1609年7月18日S.Maria Ausiliatrice 病院にて画家、Michel Angelo Merisi da Caravaggioが病死』とあります。
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鑑定された、遺骨はケースに入れられて。
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石棺に葬られたのでした。石棺の上には彼の代表作である『静物画』をモチーフにしたオブジェが添えられました。
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カラヴァッジョのことは後でこの街を調べてたら、知ったもんで、次回はきちんとお墓まいりしたいですね。(写真は各サイトから拝借しました)

生まれ故郷だったり、住んだ街なんかは多く語られるけど、亡くなった場所って意外と知られてないもんです。彼の場合は偶然たどり着いた土地だったのでなおさら。

日本だったらもっと看板とか沢山あるんだろうなぁ。カラヴァッジョビーチとか。。

でも彼の名前のレストランがありました。そう言えば。


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by Jonetsu-Italia | 2015-06-22 05:00 | イタリアの小さな街 | Comments(0)

魚ごころのわかるイタリアンシェフ。

Grosseto を更に南下すると、Monte Argentario という半島があります。

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断崖絶壁でプライべート感覚の小さなビーチがところどころにあるのが特徴で、トスカーナのタオルミーナとか呼ばれています。
ただ、ビーチに降りる小道が分かりにくいんで、ジモティが一緒でないとなかなか廻るのが難しいところ。

その中でも割と開けた街Porto San Stefano に魚を食べさせるレストランがあってお勧めだと、今回泊まった宿からの情報で『La Bussola』に早速予約。

魚を良く知り尽くした、オーナーがその日の魚をトレイに載せて、テーブルを周りオーダーをとってゆきます。(この時点で、かなり好印象)
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気に入った魚を思うがままにオーダー出来るのがウリ。グリル、アクアパッツァ、塩釜風、スチーム等等。

イタリアでは珍しい、カワハギがあったんですけど、他のテ-ブルにとられてしまったので、アンティパストの盛り合わせとプリモで様子を見ることに。

日本でカワハギの肝は珍味でよく食べるんだと言ったら、こちらでもパテにしてパンに塗ったりするそうな。魚のことを良く知り尽くしていて、話の分かるシェフ、マリオ。イタリアではなかなか会えない貴重な存在。近くにあったら通っちゃうのに、遠くて残念。

バカラマンテカート(干し鱈を戻したものを牛乳と合わせてクリームミーにしたもの)をカプチーノ仕立てにしたもの。(プチカップに入れただけだけどかわいい演出)
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イカと豆のサラダバルサミコ風味
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エビとにんじんの冷製サラダ
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サーモンのカルパッチョとルッコラのサラダ
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パルミジャーナ(ナスと魚介類*の重ね焼き)*ひき肉の代わりに魚介類を使います。
洋ナシと何かしらの魚を使ったパイ包みもの小麦粉のソース(ベシャメルっぽいけどさっぱり)
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カニ肉を使ったカナッぺとリコッタチーズの詰め物
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この時点でかなり満腹。

プリモは手打ちのタリオー二と魚介類のラグー。
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残念ながらセコンドへはやっぱり行き着きませんでした。。。

でもドルチェは別腹ってことで。。ホワイトチョコとヨーグルトのセミフレッド。
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アーモンドミルクを使ったパンナコッタ(だったと思う。。)
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イタリアでカワハギの肝の話が出来る店はあんまりありませんよ。

魚談義に盛り上がりドルチェをサービスしてくれました。

Ristorante La Bussola
Piazzale Facchinetti,11 - Porto Santo Stefano - Monte Argentario (GR)
Tel. 0564.814225




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by Jonetsu-Italia | 2015-06-06 05:33 | レストラン | Comments(0)