『世界香水博物館』には歴代の名香水たちが年代を追って、ディスプレイ。 一世を風靡した、ゲランのミツコ、ディオールのポアゾン、その時代を駆け抜けた名香水たち。匂いを嗅ぐと、あの頃の記憶もフラッシュバック。こうやって見ると、センチメンタルな気持ちになりますねぇ。 1970年と並んでました。 誕生したのは1921年。ココシャネルの依頼で、当時彼女のロシア人の恋人を通じて、知り合った調香師 Ernest Beauxが作り上げた香水です。試作品5つの中から5番目を選んだココシャネル。香りと彼女のラッキーナンバー数字の5にちなんで選んだとか。 グラースの天然のジャスミンとバラのエッセンスとErnest Beauxが編み出したアルデヒトの融合でもっとも長い時間香ることに成功し、なんと合計80もの原料からなっています。もちろんその全ては知ることはできません。 "僕がヴァニラを使うときは、クリームカラメルを作るけど、彼がヴァニラを使うときは、Shalimarを作るのさ" (Shalimar は香水の銘柄です) この他『世界香水博物館』は歴代のラベル、工程における機械等、見所たくさん。機械に関しては次のフラゴナール博物館で書くことにいたします。 #
by Jonetsu-Italia
| 2018-12-06 08:15
| イタリア以外の外国
『国際香水博物館』の話を続けます。 香水は匂いも大切ですが、一番お金がかかっているのはその瓶そのものらしいです。 かの有名なガラス工芸家、ルネ・ラリック氏の作品群。 香水は芸術だ❗️ #
by Jonetsu-Italia
| 2018-12-04 08:25
| イタリア以外の外国
博物館を見学しつつ、軽食をチャチャッとお安く済ませるため、駐車場もあるパン屋さん『La Fleur d'Orange』を発見。 つかさず店員さんに聞くと、ローカルフ-ドらしいということでそれをチョイス。見た目は単なるパニ-二ですよ。 ダニ曰く、それが絶品で、何が入っているのか聞き込み後日自宅で再現することに。 材料はトマト、セロリ、ペペローニ、玉ねぎ、ゆで卵、オリ-ブ、バジル、ツナ缶、塩、コショウ、ワインビネガー、オリーブオイル。 調べてみたら、要は二-スサラダをカンパ-ニュパンに挟んだものをPan bagnatというそうで、二-スのストリートフ-ドらしい。 実際食べたのはグラースのパン屋さんですけど、そこでは野菜を全て細かく刻んでパンに挟んでありました。 セロリのコリコリした食感が絶妙。細かく刻むことによって味が均一になって個人的には細かくカットしたほうが、美味しいと思います。 #
by Jonetsu-Italia
| 2018-12-02 07:34
| イタリア以外の外国
まだまだ『世界香水博物館』の話は続くのですが(クドイ!笑)ちょっと一息。 昼間は簡単な軽食でも、宿にキッチンがないので、夕食はやっぱり外食ということで。 宿に案外近く、魚を食べようと、こんなところを見つけたので、行ってみました。『Le Temps des Mets』 オーナー兼カメリエレの女性が犬が苦手なのでゴン太は留守番。 内装はカジュアルダイニング。メニューの載った重たい黒板を席に持ってきてくれてオーダーします。 新鮮なホタテのカルパッチョ。ここグラース郊外はオリーブオイルの産地でカルパッチョとの相性抜群。 以上を3人で分けたんですけど、丁度いい塩梅。 でもデザートはいつも別バラ。やっぱりフランスは洗練されてる!! それにしれも鉄兜のようなお皿、流行ってるのかも。 #
by Jonetsu-Italia
| 2018-12-01 07:24
| イタリア以外の外国
世界香水博物館には考古学の部屋があって、そこで香りに纏わる歴史についてふれることが出来ます。 香水といっても、その昔は香油として使われてました。 KYPHI(キフィ)は、古代エジプトで宗教や医療の目的で使われた複合香。 アスワンのPhilae寺院の回廊には、紀元前3000年の燻蒸に使用されていたキフィのレシピが刻まれているとかで。 気になる原材料は16だそうで、そのうち3つは植物学上はっきりしてないみたいです。 Commiphora mirrha, Boswellia, 乾燥ぶどう、Cyperus longus, Chaerophyllum, Juniperusoxycedrus, Convulvus scoparium, Cinnamonumcanphora, Pinus Halepensis, Pistacia lentiscus, Calamus aromaticus, Styrax, Liquidambar officinalis とほぼ樹脂を使用。かなり複雑。 当時使われていた土器類。 オリーブオイルを温めて、別の原料を混ぜてた様子。 このまま進むと、中世の時代、薬局へと移って行くのでした。 とにかく1つ1つが興味深いので一向に進まないんですよ〜。時間が足りない❗️
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by Jonetsu-Italia
| 2018-11-29 07:35
| イタリア以外の外国
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by Jonetsu-Italia
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