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パトリックの必殺リサイクル家具

友人の開いたロカーレの話の続きですが、店内の全ての家具は彼らのオランダ人の友人パトリックが作製したもの。

これは我々が以前他のバールで発見したアイデア。木製のパレットをワイン棚に。
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廃棄された古い家具などのパーツをうまく使って、斬新なファニチャーに蘇らせてます。水道管のパーツからワインディズプレイラック。
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工業用の温度計をワンポイントに。
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古いメジャーもアクセントに。
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テラスに使われてた、鉄柵の一部もカウンター席の下に。
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鉄筋コンクリートに使われる、鉄の棒を椅子の脚に。
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これまた水道管を上手に利用。
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なんと古いドアもそのまま壁に。
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廃棄物が見事に生まれ変わって活躍するっていいですね〜。

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by Jonetsu-Italia | 2016-03-17 06:25 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

カラヴァッジョの墓参り

マレンマ地方はMonte Argentarioに寄らないと。って事で、前回同様魚を食べに。

でもまず、ポルト エルコレでしたいことがあったんですよ。

前回知らずに帰っちゃって、今回はぜひカラヴァッジョのお墓へ行きたくて。詳細は過去記事を。

イタリア画家巨匠のひとりカラヴァッジョが波乱に満ちた生涯を閉じた土地。ナポリからロ-マに船で向かう途中、Palo Lazialeに漂着。なんとそこからPorto Ercoleまで約115km、海岸線を歩いたそうです。そして、熱病に侵されこの小さな街で亡くなったのかと思うと感慨深いものがあります。

↓この地図は彼の人生の足跡をたどったもの(wkipediaから拝借)。こう見ると、いかに波乱万丈だったのかがうかがい知れます。
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亡くなった後は、 海岸沿いで波風の強いSan Sebastiano共同墓地に埋葬されていたようです。
お墓があるのは、そのSan Sebastiano墓地が昔あった場所。いまはひっそりとした住宅街になっています。

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祭壇はローズマリーに囲まれて。
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その上には彼の代表作『静物画』をモチーフにしたオブジェ。
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こちら本人の作品『静物画』。オリジナルはミラノのPinacoteca Ambrosiana美術館にあります。
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Porto Ercole のたたずまい。風光明媚なヨットハーバーがある漁街です。
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彼が船に一緒に載せていた3つの遺作は、ローマのシピオーネボルゲーゼ枢機卿に恩赦を請うために届ける為だったとか。そのうちの1点は現在ボルゲーゼ美術館所蔵の
San Giovanni Battista Borghese』。↓
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もう1点は『San Giovanni Battista disteso』現在ドイツ、ミュンヘンの個人コレクター所蔵。↓

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そして最後の1点が長い間所在不明になってたのですが、近年イタリアのカラヴァッジョ研究第一人者、Mina Gorgorio 氏によって、個人のコレクター所蔵のものをオリジナルだと断定された『法悦のマグダラのマリア』『maddalena in estasi』 ↓。
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なんと全く知らなかったんですが、この『maddalena in estasi』今日本の国立西洋美術館で世界に先駆けて公開中なんですね〜。ビックリしました。

苦悩を抱えながら、ひとつひとつ作品に着手し、どんな思いを込めて描いたのか。
異端な生き方、光と影、まさにそのものが絵にも表現されてると思います。後に多くの、レンブラント、フェルメール、ルーベンス、ゴヤ、ベラスケスといった多くの有名画家を魅了し、影響を与えたキアロ スクーロ技法。大胆な構図とまるで浮き上がってくるような立体感。

はじめは彼が時に見せるグロテスクな描写が好きじゃなかったけど、その生き方をオーバーラップさせた上で、それが彼の気持ちの表現なんだと納得。観る視点がガラッと変わって、彼の絵を好きになりました。

追われ続けてクタクタだったカラヴァッジョ、この小さな街ポルト エルコレで安らかにお眠り下さい。


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by Jonetsu-Italia | 2016-02-25 01:50 | まさに歴史 | Comments(0)

ポンテヴェッキオの粋な計らい

ダニの妹ナタリアに娘が生まれたので、今年のクリスマスは彼女の自宅のあるフィレンツェで家族全員集合。家でまったりランチを過ごした後は、チェントロへ繰り出し散歩するのがイタリアの習慣なんで、みんなで出掛けました。

ドォーモ前のクリスマスツリーはいつも白に赤のGiglio。
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シニョーリ広場を通って、ポンテヴェッキオへ抜けると、今年は橋に直接ライティングと凝った演出。アルノ川の水面にも光が写って幻想的。
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ダヴィンチはフィレンツェで見ると、グッときますね〜。
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モジリアニも。
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この後ミケランジェロもあったんですけどね〜、撮り損ねました。

伝統的な姿もいいですけど、こんなサプライズもイイかも♪

今年はイタリア各地で同じようなイベントが行われてます。
ちなみにジュビレオ開催日12月8日の式典で、ヴァチカンで行われた光のイベントも素敵でした。La Stampa社の 画像はコチラ。

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by Jonetsu-Italia | 2015-12-25 09:13 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

EXPO MILANO まとめ =モンテナポレオーネ編=

何故かミラノへ行くとついついモンテナポレオーネ通り付近を歩いてしまいます。やっぱり最新モーダを感じたいのか。。ショーウインドーデコレーションをチェックするのも割と楽しいし。

で、これはEXPOだからじゃないかもしれないんですけど、歩いているとチョットした変化に気づきました。

マンホールが有名デザイナーによってデザインされてる⁉️

ジョルジォ アルマーニ。
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エトロ。
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ミッソーニ。
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ガロフォロ。
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ホーガン。
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ディースクエアード。
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ヴェルサーチ。
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エミリオプッチ。
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あんまり気づかれてませんでしたよ。本当はもっとたくさんあったんだけど、立ち止まって写真撮るの結構ハードで。。

平日でしたけど、人出はいつもの倍以上❗️

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by Jonetsu-Italia | 2015-11-01 04:41 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

コロッセオの舞台装置

Wさん親子との話まだ続きます。ローマの滞在で、ひっさびさのコロッセオ見学。かれこれ15年ぶりかなぁ。

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同じ場所でも時が経つと、視点が変わるのが観光の醍醐味。

今回は上まで上がって、ゆっくり鑑賞。

近年発掘された、大理石で造られた騎馬像の一部。血管の様子など細部の描写も見事。
コロッセオのどこかのアーチに飾られていたはずだとか。因みに殆どの彫刻や装飾品は強奪されてローマの教会建設に使われてしまったとの事ですから、ひどいものです。

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そして、これが今回ツボにはまった舞台装置の再現図。猛獣が地下からせり出して来るのは有名ですけど、なんと木などの装飾類まであったとは⁉️
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大スペクタクルだったんですよね〜。それにしても残酷。

そんなコロッセオ、中世の時代には中に家具店、工房、エノテカなどの店が集まった、
*IKEAのよう(*2011年の一般紙の見出しに実際書かれてました)だったんだとかで、これまたびっくり。

そんなローマ、今日まだまだ遺跡が発掘されて、毎日のように新しい発見があるのも凄いと思いますよ。









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by Jonetsu-Italia | 2015-10-22 05:25 | まさに歴史 | Comments(0)

カラヴァッジョの眠る街 ポルト・エルコレ

なんだか時間がポーンと飛んじゃいましたけど、まだマレンマ旅行の続きです。

本名 ミケランジェロ メリージ ダ カラヴァッジョ。私も好きなあまりにも有名なイタリアの画家の1人です。既にミケランジェロが名声を得ていたあの時代、同じ名前を名乗るのを嫌い、ファミリーネームのカラヴァッジョを常用してました。彼が激動の人生の幕を閉じた街が、このアルジェンタリオのもう一つの港町、ポルト エルコレ だったんです。

前回書いたレストランがあるのが、ポルトサンステファノでポルトエルコレは半島の反対側。

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もともとはエトルにア文明で開かれた港街。要塞もあり軍事としても重要なポイントだったようです。

リゾートのPorto San Stefano とは違って、落ち着いていて生活感のある港町で個人的にはこっちの方が好きかも。
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当時の面影を偲ばせる古い写真も。
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カラヴァッジョはナポリからローマに船で向かう途中、船上でマラリアに罹りこの港にたどり着き息を引き取ったそうです。その後その亡骸が不明になったのだけど、1956年に街中の道路拡張工事中、偶然にも遺骨が発見され、近年の分析の結果、本人のものと一致。2010年に没後400年を記念し、市長とカラヴァッジョ支援協会がが、お墓を作り遺骨を埋葬したというもの。

当時の遺骨研究リポートは興味深く、イタリア一般誌Corriere紙によると、

1.男性で40歳以上
2.1m70cm前後の身長
3.画家としての職業病、鉛と水銀の濃度(当時の絵の具色素には多く含まれていたといいます)カラヴァッジョは鉛中毒病であったとも言われてます。
4.出身地でのメリージオ家DNA鑑定

と、絞り込んでいったようです。

↓当時の死亡届『1609年7月18日S.Maria Ausiliatrice 病院にて画家、Michel Angelo Merisi da Caravaggioが病死』とあります。
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鑑定された、遺骨はケースに入れられて。
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石棺に葬られたのでした。石棺の上には彼の代表作である『静物画』をモチーフにしたオブジェが添えられました。
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カラヴァッジョのことは後でこの街を調べてたら、知ったもんで、次回はきちんとお墓まいりしたいですね。(写真は各サイトから拝借しました)

生まれ故郷だったり、住んだ街なんかは多く語られるけど、亡くなった場所って意外と知られてないもんです。彼の場合は偶然たどり着いた土地だったのでなおさら。

日本だったらもっと看板とか沢山あるんだろうなぁ。カラヴァッジョビーチとか。。

でも彼の名前のレストランがありました。そう言えば。


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by Jonetsu-Italia | 2015-06-22 05:00 | イタリアの小さな街 | Comments(0)

いつ見てもラオコーン。


昨年12月のローマの話の続きです。

久しぶりに行った、ヴァチカン美術館。

いつ見ても惚れ惚れする大好きな彫刻の一つがピオ・クレメンティーノ美術館にある『Laocoonte (ラオコーン)』
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バランスがいいというか、全ての箇所に活力があって、目が釘付けになる作品だと思います。時間があったらずっと見ていたい、強いオーラを感じます。躍動感にあふれてまるでそこで動いているような。
 
このラオコーン像は1506年にローマ、トライアヌス浴場跡からOppio丘陵にほど近い葡萄園で発見されました。当時の地主、Felice De Fredisが散歩中に偶然突然空いた穴に落ち(後に地下室だと判明)壁に埋まって剥き出されていた白い大理石の彫刻群を見つけたそうです。この世紀の大発見は街中に知れ渡り、そのニュースは教皇ユリウス2世にも知らされました。建築家のジュリアーノ・ダ・サンガッロ、彫刻家のミケランジェロも呼び出され、検証が行われたそうです。ラオコーン像は最終的に運搬されバチカン宮殿に運ばれ、中庭に置かれていたとのこと。

彫刻はいくつかのパーツが欠落していて、その後何年もかかって、集められ、もしくは修復されて現在の姿になったそうです。

↓点線の白枠が見つかった場所。
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ラオコーン像はそもそも紀元前20から40年くらいの間に、Rodi島出身のAthanadoros,Hagesandros, Polydorosら3人の彫刻家達によって製作され、ローマ皇帝のTitus邸に置かれていたとか(プリニウス説)。しかし、全く同じDokimeion産の大理石から造られ、奇しくも『Gruppo di Scilla』を作成した同作家。そのことから、『Grotta di Tiberio』に一緒に置かれていたのではないかという説も。

↓『Gruppo di Scilla』

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↓『Grotta di Tiberio』
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↓中の想像図。
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いずれにしてもこの作品の発見で、多くの芸術家達に多大な影響を与えたのは事実で、Antoni da Sangallo, Maderno, Sodoma, Sansovino, Federico Zuccari, El Greco, Rubens、Bernini, Carlo Maratta, Winckelmann, Lessing, Hubert Robert、等。

私の好きなローマを代表する彫刻家Berniniは『自然界を完璧にイミテーションしているもっとも優れた作品だ』と絶賛し、Santa Maria del PopoloのDaniele della Cappella Chigiを制作しています。
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↓Rubensは、ラオコーンを題材にしたスケッチを数多く残してます。
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芸術が芸術を生むというのはまさに事のことなんだなぁってつくづく思います。


ラオコーン以外にも、『ヴェルヴェデーレのトルソ像』も多くの影響を与えたと言われています。
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円形の間にはギリシャの神々の像が飾られてます。床は一面のモザイク。
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ヘラクレスの巨大なこと。
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↓この部屋の名前は忘れてしまいましたが、動物を模った像が多く置いてありました。
残念なことに中には入れません。この鹿に乗った動物が何か正面から見たかったんですけどねぇ。
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↓この大理石の浴槽は間に板がハマるような構造だと思います。
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浴槽の下には可愛らしい小細工も。
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ラオコーンは本当に美しいと思うなぁ。




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by Jonetsu-Italia | 2015-02-01 10:25 | まさに歴史 | Comments(0)

ルッカの城壁

2014年 夏休みの話 =ルッカ編=

なんだか夏休みのネタがたまりにたまって、なかなか進みません。ボチボチ更新します。。

ルッカへ行って、今回気づいたことといえば、城壁の幅が広いこと!!
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元々の城壁は紀元前180年頃、古代ローマ時代に作られ、今もその一部が残されていますけど、殆どの部分は1504年から1648年にかけて建設されたといいます。当時なかった新しい技術を屈したので膨大な時間がかかった様子。その後1800年代に今のような遊歩道が設備され、いまは市民の憩いの場所となったわけ。
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上から見るこんな感じ。自電車でも通れるんですよ。周囲約4キロでジョギングコースにも最適。

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なんかちょっと、函館の五稜郭を思い出しますよね。


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チェントロに通じる各ポルタ(門)の上にはいくつかバールなんかもあって、くつろげます。

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↑四角で囲んだ部分が古代ローマ時代に作られた部分です。
Santa maria della rosa 教会などで遺構を見ることができます。

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柵もなんにもないんで、ゴン太が下に落ちるんじゃないかってちょっとハラハラ。

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こちら↑チェントロにある『Chiesa di San Michele in Foro』8世紀に古代ローマのフォロの中心に建てられたのでFOROの名前がついてます。周りで遺跡の発掘作業をしてました。
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ファザードを真横からみるとこんな感じ。大天使ミカエルがテッペンにいます。



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by Jonetsu-Italia | 2014-10-23 20:55 | イタリアの小さな街 | Comments(0)

彼女が街にやってきた。

彼女とは彼女のこと。
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『Raggaza Orecchini Parle』 フェルメール作 『真珠の耳飾りの少女』 がボローニャにやってきたんですよ。ボローニャにはなっかなか、目玉展覧会がやってこないので、今回はみんな大喜び。
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そりゃもう、街中大騒ぎ。
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ボローニャの有名カフェメーカー、セガフレードも協賛してます。
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ギフトショップや
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パステチェリアは思いっきり、トルタを演出。
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極めつけはコレ!画廊のショーウィンドー。画家がうまーく模写をし、その絵を泥棒が盗もうとしてるシーンを再現。この泥棒、もちろんマネキンですけど。。。雰囲気出てますよね。
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5月25日まで、いらっしゃるみたいなんで、必ず会いに行きますよ~。
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by Jonetsu-Italia | 2014-03-07 07:53 | 美術 | Comments(0)

『カペッラ サンセヴェーロ』 Capella Sansevero

『カペッラ サンセヴェーロ』はナポリでも人気の高い観光スポット

お昼の後ともあって、入るのも長蛇の列でした。フランス(フランス人観光客が居るところって意外と少ないんですよ。)、スペインと観光客もインターナショナル。

入り口は全く目立たないので、ちょっと分かりにくいかも。
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1590年にジョバンニ・フランチェスコ・サングーロとその一族が廟墓として建てられたバロック様式の礼拝堂で、ジュゼッペ•サンマルティ-ノなど、その他の重要な彫刻家達の作品群で礼拝堂内は埋め尽くされてます。もともとは古代ギリシャ神殿の跡地であったようで、現在は美術館でもあります。残念ながら撮影禁止なので、公式サイトから写真をいくつか、拝借します。

↓ 礼拝堂中はこんな感じ。
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↓ 天井画はこんな感じ。
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中でも、Giuseppe Sanmartinoジュゼッペ・サンマルティーノ作『Cristo velato(べールに包まれたキリスト像)』は必見で、その繊細なディテールは息を呑むほど。。
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アントニオ・コッラディーニ作『Pudicizia Velata(ヴェールに包まれた謙譲)』ライモンド ディサングロが亡き母に捧げて彫刻家コラッディー二に頼んだ作品。
やはり、これもヴェールを使うことによって彫刻の質感に深みを与えてます。若くして亡くなったCecilia Gaetani dell’Aquila d’Aragonaの体にはバラの花が施されています。
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フランチェスコ・クエイローロ作『Il Disinganno(暴かれた欺瞞)』一方、これはライモンド ディ サングロの父親Antonio di Sangroに捧げられた作品。彼の若い妻の死によって
抑圧された元の罪を表している網から開放された男を描いたもの。網は言うまでもなく、大理石よりも柔らかいのですが、その柔らかさと、太いロープを使った網の固さがうまく表現されますよね。その質感には圧巻。フランチェスコ・クエイローロはローマの『トレヴィの泉』作製にも参加したそうです。

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礼拝堂はとても小さいのですが、観客が多いので短時間で廻らなければならないので、作品をじっくり観れずにちょっと残念。

それでも彫刻とバロック好きな私としては、とても気に入りました。
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by Jonetsu-Italia | 2014-02-04 23:03 | ヴァカンス | Comments(0)