ローマのユダヤ人コミュニティーは、ヨーロッパ最古。紀元前からあります。
ユダヤ料理は、ローマ料理の柱の一つととして、今や欠かせないものになっています。 ユダヤ人の主婦たちは"mammola" romanaという種類のラッツィオ州特産のカルチョーフィを贖罪の日(過去一年間を反省し、終日断食して祈る日のこと)が終わる24時間後にもっともシンプルな調理法で料理して食べていたそうです。 とりあえず、腹ごしらえということで、例の本にあった、いくつかのトラットリアをユダヤ人地区、Portico D’Ottivia周辺で物色。第一候補は改装中で閉まっており、王道オステリア『GIGGETTO』へ。 もちろん、カルチョーフィが目当。 『GIGGETTO』は1923年に Luigi Ceccarelliが開業した三代続く、オステリアで、紀元前32年、当時のローマ皇帝皇帝アウグストゥスが姉のオクタヴィアに敬意を表して再建したPortico D’Ottiviaの真横に位置してます。 これがそのユダヤ風カルチョーフィ あわせてスップリ(ローマ風のライスコロッケ)とズッキーニの花のフライも。 スパゲッティ カーチョ エ ぺぺ(茹でたてのパスタにペコリーノロマーノと黒コショウで合えたもの)程よいアルデンテで美味しく、すっかり虜になりました。やっぱ本場ローマのレシピはうますぎる。 フライのミスト(ここにもカルチョフィーは入ってましたが、種類が違うそうです) 子牛の脳みそのフライもありました。濃厚で、たくさんは食べれませんね、 Kさんとは以前にもヴェローナで脳みそのフライを食べた中ですが、『お互い年をとったのかもね。』と、あまりヘビーなものは受け付けなくなりましたよ。 アンティパスト、プリモ、セコンドとひと皿ずつ頼んで、シェアしました。ちょうどいい量でした。 歴史を語る、店内では奥様がレジを切り盛りしてます。 実はこの店、イタリア人にはあまり評判が良くないんです。というのは広さのわりにはウェーターの数が少なく、ピーク時テンテコマイになり、サービスがおっつかず、めちゃめちゃ待たされるし、届いた皿は冷え切ってる。 でもそれは、イタリア人たちの習慣のせいでもあるんです。14時30分ごろ、一斉に入ってくるんですよ。ですんで、早めの12時30分ごろに入店することが必須です。 観光のポイントとなってるこのオステリアは絵葉書もありました。
by jonetsu-italia
| 2013-11-10 03:13
| レストラン
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