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コロナウィルス イタリア食品業界の現状

昨日3月12日よりデリバリ-業務以外の外食業界と店舗の封鎖が行われ、弊社もとうとう全員来週から4月一杯まで自宅勤務となりました。(倉庫やロジスティクメンバーはシフトで出勤予定)

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今日が最後のランチデリバリー。ヴォンゴレパスタを頼んだらヴォンゴレだけ届いて、パスタなし。(私の注文表が分かりづらかった模様。速攻でもう一皿無料で調理して持ってきてくれました。こんな状況下でもゆる〜い対応してくれるところがイタリアの好きなとこ)

2年に1度開催されるイタリア最大のフ-ドショーCIBUSの開催も5月から9月に延期。

それでもス-パーマーケット、食品店、ガソリンスタンドや薬局等は通常通り営業しています。レストラン/バールがしまっているので人々は家で調理しなければならないので、変な話、弊社の売り上げは前年比で40%ほど伸びています。実際まとめ買いも理由の1つでもあると思いますけど。
もともとイタリア人は家で調理する傾向にあるのですが、この状況下では更に倍増。

昨日近所のス-パー、COOPへ行ってみると(特に入場規制はしておらず、普通に入れましたが、店内はガラガラ。店員はマスク姿(先週まではしてませんでした)、じゃが芋や玉ねぎのようなベ-スの野菜や果物などが売り切れ。パスタやお米というよりは
小麦粉などやはりベ-スになるようなものが売れている印象。(あくまで個人的な印象ですよ)

そんな中、大型スーパーマーケットチェーンのいくつかは65歳以上の顧客にはコールセンターを設けてパスクアまで送料無料でデリバリーを行う手助けをしていたり、北イタリアを中心に約150店舗展開しているミラノ本社のエッセルンガス-パーもそのサービスを真先に実施し医療施設にも寄付をするなど社会貢献しています。

弊社では現在約45カ国に輸出をしていますが、昨日あたりからヨーロッパ諸国でも買い占め騒動が起き始め、山のようなオーダーが届き始めました。各国の国境で運送トラックが通行止めになる、トラックの運転手が見つからない等大混乱。中には鉄道案も。

それでも各食品メーカーは頑張って生産をし続け、サプライし続けています!!

FORZA ITALIA !!!







by Jonetsu-Italia | 2020-03-14 07:43 | 日頃のちょっとしたこと
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