ナポリで夜食事するところをもろもろ探したところ、
いいところを見つけましたよ。 住所を車のナビに挿入し運転すると前泊まったことのある、お気に入りのB&B* にたどり着き、『縁があるのかねぇ。』と言いつつ、周りをぐるぐるしたら、 *(今回は年末年始で車を周囲に放置するのが、ちょっと抵抗あったので 屋根つきガレージのある、別のホテルに泊まりました) その名も『L’ebbrezzadi noe 』。名前にはVineria とも書いてあって、 何のことか分からなかったけど、ワイン(Vino)屋のこと。エノテカとのカテゴリーに それほど深い違いはない感じ。 で、若いソムリエ兼店主オーナーのLucaがワインを中心に料理を薦める、エノテカです。 抱えてるワイン類はなんと3000種以上。でもなんというか、いやらしくエノテカぶってなく、 純粋に、美味しいワインと美味しい食事の融合をお客様と分かち合いたい。というのがモットーでその情熱が彼の接客で伝わります。 もともと私はゲコなので、それほどワインに詳しくないんだけど、隣のテ-ブルの常連のお客が、『今日はこのワインを飲みたいんだけど。』とリクエストして、それに合う料理を薦めるという、逆転の発想のシチュエーションを初めて見ましたよ。 もちろんワインを試飲して、それに合うチ-ズとかおつまみを出してくれるエノテカはたくさんあるけど、しっかり席に座って食事する場所で、ワインから入って、がっつりしたメニューを選ぶというのが、いかにも新鮮。 しかも、それを無理強いするわけではなく、お客がしたいようにさりげなく状況を持ってゆくって感じが心地良い。 なので、我々は料理から入って、ワインを後から勧めてもらいました。しかも、いくつか提案して、その中でお客の好きなものを選ばせるというさりげなさ。 メニューを見て、彼が提案してくれた中から、アマルフィのワインをチョイス。 アンティパスとの盛り合わせ 貝類の蒸し煮にズッキーネのフリット添え 魚介類とズッキーネの香ばしさがホント良く合います。 魚介類のパッケリ(パスタはもちろんGragnanoの手打ち) ファッロの手打ちフジッリとアンコウ デザートにアップルクランブル このリンゴはこの地域でとれる種類で、野生のリンゴに似た小さめなもの。 (名前忘れました。すいません) 写真はないけど、このドルチェにはリンゴのお酒を合わせました。 〆はチョコレートに合わせ、デザートワイン。 これが濃厚で深い味。 Lucaが隣のお客さんに日本のニッカウイスキーを薦めてました!店にニッカのウイスキーを置いてるところってあんまりないですよ。そのこだわりにまたビックリ。 店内は、いくつかの小部屋に仕切られていて、まるで個人宅のようで、とっても落ち着くし インテリアもなかなかのセンス。 このランプのデコレーションも好き。 13はラッキーナンバーらしいです。 すごく気に入ったので、翌日も行きたかったんだけど、年内はこの日がラスト。。 年末年始休暇。。。 友人宅に招かれたような心地よい気持ち。 ここは、何度でも通うなぁ。きっと。 『L’ebbrezzadi noe 』 Via Vetriera A Chiaia, 8B/9, 80132 Napoli 081 400104
by Jonetsu-Italia
| 2014-02-13 22:25
| レストラン
|
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