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オリ-ブの巨木 セコラーレを見学

イタリアのオリーブオイルの原産地の80%以上と言われている、プーリア州ですけど、ひとくちにプーリアと言っても、バーリ周辺とサレント半島とは気候や風土も異なるので、同じオリ-ブ栽培も違います。一般的にulivo secolareセコラーレ(世紀にわたり生存する古代オリーブの木)はFASANOより南に多く生育しています。
中には千年単位の ulivi millenari ミッレナーリもあるんですよー。

今回視察に行った、バーリの弊社共同経営オリ-ブオイルメーカー付近ではそれは見られないので、車で約一時間南下し、そのセコラーレを見学しようということに。

南に下るにつれて、公道からもぼちぼちセコラーレが見えて、土の色も褐色に変わってきました。

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訪ねたのは、『Masseria il frantoio』。同僚がブッキング。昔からのオリ-ブの搾油所マッセリアを改造しB&Bにして、宿泊はもちろんオリ-ブの木、セコラーレ以外にも、施設内の家庭菜園、旧搾油所を見学することも出来ます。
敷地内をオ-ナーのシニョーレがご案内。

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敷地内にあるオリ-ブの巨木を見学。
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その後は旧搾油所見学、オリ-ブオイルテイスティングを行いました。時間が押していて、めちゃめちゃ駆け足での訪問。

セコラーレを見に行くなら、個人的にはダニの実家周辺(タ-ラント近郊)のほうが、もっと巨木でたくさんある気がする。。。ここのはあまりたいしたことなかったかも。それでも、マッセリアの雰囲気を楽しめたから、まぁ、いいでしょう。

ダニの実家のセコラーレの話はもっと別の機会に致します。



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by Jonetsu-Italia | 2018-08-13 23:19 | 庭園ジャルディーノ | Comments(0)

一万年もの歴史ファッロ小麦 『triticum monococcum』

ファッロ(スペルト)小麦は普通小麦の一種で、3種類に分かれます。

  1. triticum monococcum
  2. triticum dicoccum
  3. spelta
イタリアで一般的に普及してるファッロはtriticum dicoccumの事。パスタ、パン、お菓子などその用途は多様。
古代小麦で古代ローマでも食されてたほど。以前ポンペイで食べたフォカッチャ(過去記事)にもファッロ小麦が使われてましたよ。

5月に仕事で、弊社提携の小麦畑視察で訪ねたアンドレアのところへ最近行ってきました。5月末はまだ青々としていた畑も、一面黄金色に変わっていて、収穫もほぼ終わりに。
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こちらは5月末の様子。


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そもそもファッロは海抜が500m以上の丘陵地帯を好んで栽培されます。ボロ-ニャ口外モンテレンツィオ近くに彼の小麦畑があり、もちろんオ-ガニック。古代小麦は強靭で殺虫剤、除草剤、化学肥料、殺菌剤も必要ないそうで、オ-ガニックには向いている穀物。

ただ、小麦の外皮が異常に厚くて、製粉所へ回す前に、もう一箇所その外皮を取く作業をしなければならなくて小麦粉にするまでに30パーセントは失ってしまうので、製品化するには手がかかり、出来高も少なく採算はあまり合わないとか。
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普通の小麦よりも背が高いので、収穫前は穂がお辞儀するのが特徴。今年はやや少なめだそうです。小麦が生えている部分をみると、3,4本くらいで、多いときは7,8本出てくるそうで。昔は若い麦が出始めのとき、羊を放してわざと食べさせて剪定させて、その後勢いの良い小麦が生えさせることをしてたとか。

最近の古代小麦ブームで要望も多いの?と聞くと、そうそう、triticum monococcumが特にねと。各大学も研究を重ねているようです。
「triticum dicoccumは5000年くらい昔からだけど、triticum monococcumは一万年くらい前だから」一万年!?
そもそもメソポタミアくらいからだそうで、古代は古代でもそんなに昔とは!もう、びっくり。アンドレア自身も雑穀の中で一番好きだそうです。

「小麦の香りが本当に良くて、お菓子にするといいよ」と。グルテンが少ないファッロは基本的にパンには向いてないそうです。

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上が、monococcum で粒が小さいのがわかりますね。下がdicoccum

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左が、monococcum 右がdicoccum。

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奥様の手作りファッロ小麦のケーキをいただきました。これはdicoccum。



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チコリアのブルーが映える小麦畑。monococcumの穂をもらったので、ちょっと来年蒔いてみようかな。

triticum monococcumこれから注目ですよ。









triticum monococc


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by Jonetsu-Italia | 2018-07-15 23:24 | まさに歴史 | Comments(0)

安•近•短の川あそび

イタリア人がいそいそと海に向かう中、ウチはゴン太を連れて川へ行きます。

渋滞なし、近いし、自然イオンで癒され、お金も掛からない。
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水は澄んでます。でも冷たい❗️
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石とのコントラストが美しい。
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蝉が鳴き、鳥のさえずり、虫達の羽音を聞き、花々を観察し、珍しい模様の石を探し、アリがパニーニの破片を運ぶのをじっくり観察し、鷲がクルクル回る空を見上げて。

こうやってゆっくり時間を過ごすことは一番贅沢なのかも。

安近短ですけどね。




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by Jonetsu-Italia | 2018-07-14 07:25 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

そしてイチジク

イタリアではまさに季節を迎えてます。カッペリ収穫ついでに、畑の端あたりを物色。道端に出てる部分は戴いてオッケーなので、籠を持参で遠慮なくってことで。我が家の庭にもイチジクの木があるんですけど、ダニ曰く真のイチジクは葉が違うからこれじゃないと。

確かにこの道端のイチジクの葉は違います。紅葉のように葉が5つに分かれてるんだとか。
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この黄色が採りごろ。
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真のイチジクといっても、たっくさん種類があって、これが何かは断定不可能。

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ちなみに緑のは我が家のイチジク。

あ、洗わないで皮をむいて食べるんですよ。


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by Jonetsu-Italia | 2018-07-11 07:17 | 気になる食材 | Comments(0)

ムルジェ高原でオーガニック小麦畑視察。

朝7時30分集合で早速お仕事。ムルジェ高原はプ-リア州とバジリカータ州をまたぐ、アッペンニン山脈の一部で、イタリアでも有数のデュラム小麦の産地。
今回は中国のオーガニック認証グループの年に一度の視察。弊社のパスタを作る小麦畑を畑ごとにオーガニック認証を取るので、毎年違う人間が畑をチェックしに来るわけ。
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何処までも続く小麦畑。
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ここで農学者より、一口メモ。デゥラム小麦(硬質小麦)と軟質小麦の見分け方。
デゥラム小麦の畑にもたまに軟質小麦が混じっていることがあって、一見見るからには同じなんだけど、穂のすぐ下を押すとデゥラム小麦のは場合は硬質なので硬く、軟質は柔らかいそうです。実践したらその通り❗️
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La coda di volpe キツネの尻尾という名前の植物。ムルジェ高原一体にはキツネ(動物)も生息してます。
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コレは小麦の葉につくカビの一種。オーガニックだとこれらを防ぐ化学薬品を使わないので、オーガニックの証というわけ。
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野生のカモミールを探すのが楽しい。

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こちらは少し海抜が低い別の畑。植物生態系も少し変わり、葦の仲間が生息してます。この少し変わる土壌が採れる小麦の質を変えるらしい。ここの小麦の粒はやや大きく、最高品質とのこと。
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これも病気の一種らしいのですが、防ぐための化学薬品を使っていないので、オーガニックの証だそうで。

その他、カタツムリやてんとう虫がいるのも、オーガニックの証だそうですよ。

真面目に仕事も致します(笑)

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by Jonetsu-Italia | 2018-06-26 04:27 | プーリア | Comments(0)

南イタリアあるある、広場に角刈り樹木がある Gravina in Puglia

バーリの後、有数のデュラム小麦の産地に小麦畑の視察アテンドに行ってきました。泊まりはバジリカータにほぼ近いグラヴィーナインプーリア。

夕刻チェントロを散歩中、四角く刈られた樹木のある広場に出ました。なんで角切りなのか理由はわかりません。南に来ると必ずどの街もきっれーに四角です。

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そしてその四角の下は、おっさん達の憩いの場になるわけで。

でも、なぜかこの風景を見るとほっとするんですよね〜。



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by Jonetsu-Italia | 2018-06-17 17:52 | イタリアの小さな街 | Comments(0)

オリ-ブの仁丹

怒涛の仕事アテンド3週間がやっと終わりました。北から南まで何往復もして、しまいには何処に居るのか分からない状態(笑)

その模様をぼちぼちとアップします。

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まずはプ-リア、弊社のシェアホルダーのある、BITONTOでオリーブ畑視察。
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丁度開花も終了し、小さな実がつき始めたところ。ここら辺は、コラティ-ナ種やチーマディビトント種。

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プ-リアでもエリアや海抜が違うだけで、オリ-ブの実の成長も変わります。こちらは海抜が少し高いので、実もまだまだ小粒。

イタリア人も誰もしませんが、試しに実をかじってみたら、EXVオリ-ブオイルをぎゅっと小さく仁丹にしたような、ものすごくフルーティ-で苦味があり、まさにオリーブオイル味。しかも種はまだ発育してませんから、そのまま味をかみ締められます。

このまま夏を順調に夏を迎えて12月くらいから収穫が始まります。

最近は異常気象で、全体的に作物の出来が不安定。うまく実るといいですけど。

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これはア-モンド。昔、バーリでは栽培が盛んだったんですよ。8年くらいすると実がつかなくなるので、オリ-ブに切り替えた農家が多く、今に至るらしい。

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下から見ると、椰子の実みたいですよね。
こうやって、オリ-ブの畑にはちょびちょびアーモンドやイチジクなんかを植えたりします。それを見つけるのが結構楽しい。

それにしても、オリ-ブの仁丹、パンチがありました!


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by Jonetsu-Italia | 2018-06-10 03:25 | プーリア | Comments(0)

ゴンタの散歩道でさくらんぼ狩り

気温はグ-ンと上昇し、日中は30度ぐらい。

今、イタリアはさくらんぼがまさに旬。

ゴンタの散歩道のさくらんぼも、すずなり状態。(これはマラスキーノではありませんよ)。

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公園の敷地内はさくらんぼも皆のもので、誰でもとっていいんですよ♪

小さな足台を自宅から持参して、採りましたよー!

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まさに授かりものとはこのことで、おいしくいただくとします。









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by Jonetsu-Italia | 2018-06-03 02:54 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

宙に舞う綿毛の秘密『ピヨッポ』

この季節、イタリアでは綿のようなものが、フアフアと飛び回り、地面はまるで雪が降ったみたいになる現象がおきます。

いったい何処からやって来るのか、イタリアに住み始めたときはさっぱりわからず、それが『ピオッポ』(pioppo)(日本では白ポプラ)だと後に判明。

学名はPopulus。ラテン語で現在のpopolo(民衆)はこの言葉が元だと言われてます。


ローマにある、Piazza del popolo(ポポロ広場)は古代ローマ時代、ネロ皇帝廟一帯にポプラの森があった事からこの名前がついたそうで。

とにかく、この季節何処からともなく舞ってきて、車や市道に雪のように積もります。
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弊社オフィスの周りも凄いことに。
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ピオッポの季節が終わるといよいよ初夏の到来!



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by Jonetsu-Italia | 2018-05-14 07:55 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

柴犬も黄色に染まる

イタリアに戻って久々にゴン太と散歩して帰ってみると、彼の体が黄色くなってまして。
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正体はこちら。

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ゴン太の散歩コース、我が家の裏にある公園一帯黄色い花で覆われていて、その花粉がついたというわけ。


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あたりは一面花畑。新緑と花々の十色ともっとも美しい季節です。

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by Jonetsu-Italia | 2018-05-09 07:39 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)