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青いのに熟れ熟れパイナップル

弊社シェアホルダーの一社、Brio が扱っている生鮮果実。ドイツでの展示会Biofach でブースが真向かいで、終了時に捨てるのはもったいないので幾つか果物を戴きました。彼らのイチオシ新商品。西アフリカ、Togoという国原産のパイナップル。Ananas Abacaxiというらしい。

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表面は青いのに、もう食べ頃だそうで、切ってみると超熟れてます。
バニラのような繊細な匂いがして、酸っぱさは全くありません。

こんなに美味しいパインは初めて。イタリアでは特定の店にしか置いてない様子。

機会があったら是非購入間違いナシ。



by Jonetsu-Italia | 2019-03-20 08:30 | 気になる食材 | Comments(0)

目の調子が悪いときはお助けカモミール

ゴンタの右目にたっぷりと目ヤニ。

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おまけにしょぼしょぼしていて具合悪そう。
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そんなときはカモミールティーを入れて、コットンで目の周りをぬぐいつつ、数滴身薬代わりにちょちょちょっと。
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朝、昼、晩と日に3回を2,3日続けると、スキッと治ります。

人間にも効きますよ~。




by Jonetsu-Italia | 2019-02-07 07:20 | 日頃のちょっとしたこと | Comments(0)

ローマの松ぼっくり地区

ランチの帰り、ヴェネツィア広場でトラムを降りると直ぐに、フォンタ-ナ(噴水)を見つけたので、水をグビグビ。形は松ぼっくりです。
上を見上げると松の木で親子丼のような雰囲気。

松ぼっくりの先端からも水が出る仕組み。

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後でよく調べてみると、この噴水は 彫刻家Pietro Lombardia の作品で、ヴァチカン美術館の中庭にあるLa pigna Romana を模していて、それは元々Terme di Agrippa の飾りであったとか。その発見された周辺を rione di pigna (松ぼっくり地区)と命名。ローマ皇帝アウグストスの時代にはすでに区画整理が行われていて、その後幾度の編成の末現在の地区があるわけです。確かに“パリオリ地区”とか耳にしますよね。その彫刻家Pietro Lombardia はSant’Eustachio 地区にも Fontana dei libri などを手掛けていて、散歩途中に私も見かけた事があるのを思い出しました。

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こちらが区分マップです。それぞれにちなんだエンブレムがあって、それを表現したフォンターナを探すのも楽しいかも。

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松ぼっくり地区のエンブレムはこちら。




by Jonetsu-Italia | 2018-12-29 07:24 | まさに歴史 | Comments(0)

Costa三姉妹の華麗なマーケティング『Fragonard』

無料見学ツアーのフィニッシュは館内の売店へとご案内。お決まりのパターンですけどこの店も素敵。
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先ずは彼女がいくつか香水を紹介してくれ、興味があれば購入というわけ。香水は本当に安いです。オーデコロンは15€くらいで香水でも20€。私は石鹸売り場に一直線!

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陽光が入り込む明るい店内で心も和みます。

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そのパッケージングがまさに私好み。

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どれもこれも欲しくなっちゃう。

お土産用の石鹸を幾つかとボディークリームを購入。これまたいい匂い。
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この中近東の雰囲気たっぷりのデザインは先ごろCosta姉妹がイラン旅行へ出かけインスプレーションを得たものだとか。

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2018年イヤーオブザフラワーシリーズ。今年はVerbena。石鹸、オードトワレ、ホームフレグランス、など青々しい爽やかなイメージのパッケージ。香りは調香師Céline Elena によって Lemon Verbena, Tropical verbena, Pure verbena の3種のVerbena がブレンドされ開発されました。

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こちらは調香ルーム。約2時間あればお気に入りのフレグランスを調合してくれて、いつまでもそのレシピはアーカイブに保存されいつでも注文できるのです。

次回は是非お願いしてみようっと。

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コレはかなり気に入り❣️

どこから見ても女性のセンスが光るマーケティングだと納得。

by Jonetsu-Italia | 2018-12-22 05:40 | イタリア以外の外国 | Comments(0)

ジャスミンの花 驚愕の香油抽出テクニック

館内をサクッと見学してから(国際香水博物館でじっくり鑑賞したので、同じようなところはスル-ということで。)
地下に降りると、大きなタンクなど工程に使用する機材が見えてきました。

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イタリア人観光客が私たちがイタリア語で話をしているのを見て『後10分後にイタリア語のツアーがあるよ』とアドバイス。
無料ガイドツアーがあって、タイミングが合えば参加できるんですよ。(繁忙期は要予約ですけどね)

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イタリア人女性が丁寧に説明してくれます。
この機械は摘み取ったバラの花びらを蒸留技術によって、エッセンスを抽出するもの。この方法は8世紀頃にアラブで発明され、現在での伝統的な香水技術となっています。最終的に香油とローズウォーターに分離され、ローズウォーターはお菓子などに使います。オレンジの花も同じ用法。

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ただ、ジャスミンの花やチュ-ベローズのような熱に弱いデリケートな花は別の技術を持ち入ります。
その名はアンフラージュ(Enfleurage)。精製した豚の脂を塗った木製のトレイに花をひとつひとつ載せて24時間。そうすると香りの成分が脂肪に移るのです。花を取り去り、また新しい花を載せる。その作業を約一ヶ月ほど繰り返し、(脂1kgに花2,3kgを使用)その香りが移った脂肪をエタノ-ルと混ぜると、溶媒作用によって香りの成分を抽出することが出来るのです。
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この方法はどこかで見たことがあります。そう、パトリック ジュースキントの小説『香水ある人殺しの物語』主人公ジャン・バチスト・グルヌイユが好みの香りがする女性を殺し、その死体に脂を塗りつけ香り成分を摘出してました。きっと作者はこのグラースの香水技術を知り小説に用いたんですね。それにしてもショッキングな描写。それほどまでに香りは人を魅了するんだなぁと。

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ここでは香水のフィーリング作業が行われてます。
Fragonard 社が開発したメタル製のボトルに香水を詰めます。男性はシルバー色女性はゴールド色でラベルだけ替えては多様な香りをプロデュース。

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最終的に石鹸製造工程を見て終了です。この部屋はシャボンに包まれている感じ。

それにしてもジャスミンの香油製造は仰天でした。



by Jonetsu-Italia | 2018-12-20 08:50 | イタリア以外の外国 | Comments(0)

グラース ファミリ-企業『Fragonard』社

グラースの街には個人企業が公開している無料で入れる博物館やブティックが沢山あるんですよ。
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1926年創立のFragonardo 社は Galimard, Molinard と並ぶ老舗企業の一社。
香水だけではなくライフスタイル全般として、フラゴナ-ルブランドを打ち出し、洋服、アクセサリー、室内装飾品などを手がけています。グラース以外にもエズにも工場、パリにも博物館やブティックがあり、日本には一度店舗が進出したようですけど、残念なことに撤退。現在はサイトを通じていくつか購入できるみたいです。

社名はグラース出身の画家 Jean-Honoré Frangonardにちなんでおり、この会社のポスターも彼の作品。気品にあふれる優しいタッチは花の芳しさにぴったり。

歴代Fragonardファミリーによって運営されてますが、現在はCosta 三姉妹 がマネジメント。パッケ-ジコンセプトなど、女性が手がけているのがよくわかります。

博物館の展示室をまずは見学。
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歴代のラベルたち。華やかで美しい。

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Fragonard 社発行美しいアンティ-ク香水瓶と香水についての本。

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同じく、プロファンスの衣装と宝飾品の本。


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アンティ-クの宝飾品がいろいろと並んでいます。

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アンティ-クの小さな香水瓶のコレクション。
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1700年代の陶器でつくられたミニ香水瓶。かわいらしいですね。

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ジャコウジカなど動物が原料の香料たち。
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ちょっとびっくりしたのが、海狸香と呼ばれるビーバーの香嚢。ここからレザーノ-トといわれる皮革の香りを出すために使われたそうです。今はワシントン条約によってその取引は禁止されているので、合成香料が使われています。

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歴代の年表。
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オ-クのコケです。こんなものが香水の原料になるんですね。

無料ガイドツアーの話に続きますよー。


by Jonetsu-Italia | 2018-12-16 08:29 | イタリア以外の外国 | Comments(0)

グラース 匂いの園へ

世界の60%を担う香油を生産しているグラースでどこかの花畑を訪問したいとチェック。

企業ごとに花畑を持っていて、タイミングが合えば、予約をし訪問することが出来るんですけど、他はタイミングが合わず。。。
是非とも、シャネル様の花畑へ行ってみたかったんですけどねぇ。

我々が行った10月初旬は花の時期は終わっていて、ジャスミンがかすかに残っている状態でした。

それでも国際香水博物館指定の畑(ガーデン)Jardins De Mussè を訪ねることに。博物館の入場券があると割引で入れるわけで。
(1人€2!)
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2007年にもともとあった、古い運河と農地を活かし作られた、国際香水博物館の庭園。広さは約2.7ヘクタールに及びます。

庭内はジャスミン、オレンジ、チュベローズ、ラベンダー、オレンジ、ゼラニウム、ジュニパー、オレンジなどなど、さまざまな芳香植物で形成され、2010年には国際香水博物館のオフィシャルの香科植物園として機能するようになり、主な目的としては香水のために栽培された伝統的な種の品種多様性の保全に貢献することだそうです。

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季節はずれなので、全く人の気配がなく、貸しきり状態。

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Physalis alkekengi こちらではよくお菓子の飾りつけに使うんですが、どこを匂いに使うのか分かりませんでした。


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天気が悪かったのが、難点。入り口でマップをもらい、歩くんですが、全て香科植物ですから『触って嗅いでお廻りください』と。
そんな庭園は初めてで、楽しくてたまりません!

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青トマトも香料になるんですねぇ。

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ところどころに情報ボ-ドがあって、博物館にあったように、花の種類、特徴、主な産地、トリートメントの仕方、開花時期、搾油方法、使われている香水の銘柄が記してあります。面白いのが、どの部分を香料として使用するか。スミレの場合は葉だそうです。



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グラースの特産、ジャスミンです。芳しい匂いで、ずっと嗅いでいたかった。

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ボ-ドを見てみましょう。産地に、エジプト、インド、モロッコとありますが、ここグラースから栽培が伝わったらしいです。
香水銘柄に、シャネルNo.5!。1kgの香油を作るには、600kgのジャスミンの花が必要で、なんと600万の花が必要だと。

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興味深いのは、カシス。カシスの新芽を使うらしい。びっくりですね。どんな匂いなんだろう。使われている香水はAmazone d'Hermes,
Chamade de Guerlain, 1881 pour homme de Cerruti


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有名な Rosa Centifolia種について。オリジナルのひとつはRosa di maggioだということは分かっているそうで、16世紀にオランダでRosa gallica, Rosa moschata, Rosa damascena, Rosa camomaなどを掛け合わせ品種改良が行われ、およそ100種類のバラが生まれたとか。
香油に使われるのはRosa damascena (rosa damascena trigintipetala)で、今日、産地としてもブルガリアが有名ですね。Rosa gallica,
Rosa moschataは主に薬、コスメティックに使われるそうです。
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ジャスミンの花からどうやって香油を?詳しくは後ほど。

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この庭園のプロジェクトについて、参考にされた資料など。


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昔、農庫だったところをうまく利用して温室へ。種からの栽培などに使われてます。

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睡蓮なんかもありました。とてもよく設備されてますけど、出来るだけ自然に近い状態で農薬も使わないようにしているとか。

とってもリラックス出来るし、天気がよければお弁当を持って、ピクニックもいいですね。

なんやかんや3時間くらい居ましたよ。

嗅覚に特化した庭園、奥深くて何時間でも過ごせそう。またバラの季節に是非また来たいと思います。



by Jonetsu-Italia | 2018-12-10 06:25 | 庭園ジャルディーノ | Comments(0)

世界最古の香り"KYPHI"『国際香水博物館』

世界香水博物館には考古学の部屋があって、そこで香りに纏わる歴史についてふれることが出来ます。

香水といっても、その昔は香油として使われてました。

KYPHI(キフィ)は、古代エジプトで宗教や医療の目的で使われた複合香。
アスワンのPhilae寺院の回廊には、紀元前3000年の燻蒸に使用されていたキフィのレシピが刻まれているとかで。

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今年2018年に復元されたKYPHI 嗅ぐことができます。香りがかなり飛んでいて、微かに香る程度であんまりわからなかったけど、日本のお香のような感じですかね。
気になる原材料は16だそうで、そのうち3つは植物学上はっきりしてないみたいです。
Commiphora mirrha, Boswellia, 乾燥ぶどう、Cyperus longus, Chaerophyllum, Juniperusoxycedrus, Convulvus scoparium, Cinnamonumcanphora, Pinus Halepensis, Pistacia lentiscus, Calamus aromaticus, Styrax, Liquidambar officinalis とほぼ樹脂を使用。かなり複雑。

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リーフレットにも睡蓮の花の香りを嗅いでいる様子が刻まれてます。

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エジプトで主に使われていた原料類。


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ミイラを埋葬する際も香油が使われていました。

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こちらは現代にエジプトをテーマにし発売された香水類。

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古代エジプトに続いては古代ギリシャや古代ローマ時代へと移ります。
当時使われていた土器類。

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ポンペイの壁画にも、天使が香油を作っている工程がフレスコ画で描かれていました。
オリーブオイルを温めて、別の原料を混ぜてた様子。

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復元された香りですが、またもや既に飛んでいて。。。

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古代ローマ騎士を象った、香水入れペンダント。

このまま進むと、中世の時代、薬局へと移って行くのでした。

とにかく1つ1つが興味深いので一向に進まないんですよ〜。時間が足りない❗️

by Jonetsu-Italia | 2018-11-29 07:35 | イタリア以外の外国 | Comments(0)

植物にタッチしてみよう『国際香水博物館』

世界香水博物館は教養を高めるにもおもしろい構成になっていて、子供連れでも楽しめるように体験できるテーマがあります。

サーラー(ビニ-ルハウス)。香りのもとになる植物には何があるのか、実際見て、触って、嗅いでみようというもの。

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五感の仕組みを分かりやすく説明。藁先生がおっしゃてましたが、五感の中でも人は嗅覚が一番衰えないと。

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この扉を開けると、いよいよ温室に。


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香りの系列分析図。フロ-ラル、ウッズ、ハーブ、スパイス、バニラ、アニマルに大きく分かれていて、違うマ-クで分類され、それぞれの植物にボードで詳しく説明。この日は気温26℃くらいだったんで、温室はかなり暑かった!

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patchouli パチュリー(しそ科)。匂いは嗅いだことはありますが、こんな形状だったんですねぇ。葉から匂いを抽出するようです。
ボードには、匂いの特徴、工程、産地、歴史などが記されてます。一番下には使用されている、主な香水の銘柄が書いてあって、それが面白い!

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この笹の葉のような草がバニラです。


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ジンジャーはまさしく、根の部分を使用するのだとか。産地には日本の文字。アルマ-二のArmani Codeに使われてます。

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植物世界原産地マップ。

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テラスにはハ-ブ、柑橘類、バラなど外で育てられる植物がずらり。

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Vetiverはイネ科でその根を香りに使うんです。

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ミモザにはシャネルのCOCO、イブサンローランのPARISなどに使われているんですね。


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Citronnelle レモンーベナ。レモンじゃないけど、レモンの香りがする草木です。葉をなでるだけで本当に爽やかな匂いに包まれます。
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イタリア、フィレンツェのアイリス(菖蒲)も使われてるんですよ。シャネルN°19に菖蒲の香りとは!

この植物のコーナーだけでも、小一時間は要します。興味津々、ほんと勉強になる。

(グラース特産ジャスミンやバラについては後ほど、詳しく書きます)



by Jonetsu-Italia | 2018-11-28 08:46 | イタリア以外の外国 | Comments(0)

こころ奪われる香水の世界『国際香水博物館』

グラースに来たらやっぱり『世界香水博物館』へ。

香水のもとになるエッセンスの世界の60%はここグラースで製造されます。街には企業が約50あるそうで。まさに香水に支えられた街。

グラースは中世の時代にイタリアのメディチ家によって皮の加工品技術がもたらされ、その後皮手袋の生産地として有名になりました。しかし、その皮のにおいが強烈で不人気に。そこで思いついたのが香水とのコラボレ-ションで、手袋と一緒に香水を入れて売り出したところ、それが大ヒット。そこから香水産業としてこの街は発展したのです。

ひとくちに香水博物館といっても、幅広い展示で、気が遠くなるのでいくつかテ-マに沿って書くことにします。

主催者の一人であるフランソワ・カルノー(Francois Carnot)によって、
1918年、私設博物館として創設。その後個人からの香水やそのラベルなどの寄付、また寛大な献金のおかげで今のような博物館となったのでした。

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博物館前(現在こちらは出口になっていて、入り口は別の通りにあります)にある、当時の香水売り子の銅像。(こうやって売りに歩いていたんですねぇ)

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中に入ると、香りをかぐ紙スティックのディスプレイに圧倒。ボルテ-ジも上がってきますねぇ。当日は何かのコンファレンスがあって、それらしいモードの人々がワイワイガヤガヤ。

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グラース周辺の花の産地マップ。黄色がミモザ、濃い紫はすみれ、オレンジはオレンジの花、薄い紫はラベンダ-、黄緑は水仙、ピンクはバラ、ジャスミン、チュ-ベロ-ズ、マドンナリリー。

グラースはバラ、ジャスミンが主な栽培だということが分かりますね。


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花の栽培とその収穫について詳しく解説。丁寧に手摘みでバスケットに集められたバラの花びらを工場へと運んで、こうやって空中に投げ、香りを引き出すのだそうです。
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収穫に使う道具。
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当時の皮手袋。街には今は全く、その面影もありません。(ちょっとミッキ-マウスの手袋みたいですけど 笑)

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エッセンス(香油)の工程など(後ほど詳しく書きます)。

とにかく興味深いテ-マがてんこ盛りで、丸一日かかります。

まだまだ博物館の話は続きます。




by Jonetsu-Italia | 2018-11-27 07:06 | イタリア以外の外国 | Comments(0)